CRID工法(クリッド)が、新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。
【CRID工法とは】
ダウンザホールハンマー工法のCRID工法は、ケーシングの先端にリングビットを配置し、CXハンマーの先端のパイロットビットとリングビットを正転することによりチャッキングし、ケーシングを引き連れて、CXハンマーで削孔します。
メリットは
・従来のダウンザホール工法に比較して振動・騒音を低減することが可能です。
・玉石、転石でも順調に削孔でき、軟岩、中硬岩・硬岩まで削孔可能です。
・排土はケーシングの上部先端から行うので、スライムを飛散させず、施工が可能です。
・DPR工法は中堀工法の条件に対応できます。
詳しい内容はNETIS内のこちらをご覧ください。
NETISは、国土交通省が運営する、民間企業が開発した新技術のデータベースです。
SDH工法協会では、2つのダウンザホールハンマー工法を推奨しています。
■CRID工法 (クリッド工法)
CXハンマーがリングビットを装着したケーシングを引き連れて削孔し、削孔終了後チャッキングをはずし、CXハンマーを引き抜き、ケーシングを地中に残します。
排土はケーシングの中を通るように設計してあり、ケーシングの上部から排出するので管理は容易です。また、ケーシング下部のリングビットはハンマーと共に回転しますが、ケーシングは回転しないように設計されており、周りの地盤に影響を与えず削孔可能です。
さらにDPR工法は中堀工法に対応しました。
■SDH工法 (スクリュー式ダウンザホールハンマー工法)
エアーの力によって排土していた従来のダウンザホール工法に対して、スクリューを装着したハンマーでエアーの力とスクリューの力で排土します。